虹ノ松原近くに有るヘンプとサーフィンのお店より


by nuinalukaratu

買い付けツアー

昨晩帰りました、USAより買い付けした商品を提げて。
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11月8日にソウル経由でロスへ向かったので、お土産にと「サムゲタン」や「ゆず茶」を買い込んだ。税関で取り上げられるのも忘れて。
時間が有れば空港内でコーリャー料理の一つでも食ってゆくんだけど今回は出かけに自宅で食べたので、機内食のビビンバァ分残して水餃子を頂く。
そして、空の上では幾つかの映画を鑑賞していたら午後のロスへ着いた。
迎えに来てくれていた龍ちゃん兄貴と早速自宅へ向かい、一服して夕暮れのビーチへ散歩へ。
何時もながらキャルフォルニアの夕日はデカイ。パームツリーが陰になりブルーな夜へと変わってゆく。
パーキングではスケボー犬が遊んでいた。
その日の夜10時の便でN,Yへ発つ為に再度空港へ送ってもらい、先日大牟田の三池書房で買った古本を取り出し今回の旅へ想いを馳せる。
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「導かれて旅」、画家の横尾忠則さんが書いた本は古本屋で見つけたら読んでいる。
この本は以前読んだ「インドへ」以来の旅本だと、この本の中に書いてあった。時代は80年代後半、横尾さんが滝に入れ込んでいた頃だ。以前ポスター展を観に行って滝の絵が多かったのを思い出し、「何故滝なんだ?」と、その時分考えたもんだ。しかし、この本を読んでいるとその答えが解った様な気がした。

「旅に出て日常では無い場所で広げる本には存在意識の奥に広がる答えが隠されている。」
そんな気分がする。それほどこの本に書かれていた横尾さんの頭の中身は、今ボキが思念を巡らせている事柄とたくさん繋がる。
そんな本を読みながら向かったアメリカ東海岸には、前日の夕方西海岸で拝んだ太陽が上がろうとしていた。
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空港で降りてAIR TRAINに乗り込む。
向かう先はブルックリンに住む親友セイキちゃん家。
ブルックリンには15~20年前に来たことが有るけど、当時は臭く治安が悪い町だった。
そんな街もグランドゼロ9.11で大きく変わったらしい。マンハッタンから逃げ出した人たちがブルックリンに流れ込んで住み着いているらしく、お洒落なカフェやブティックなんかも有り住みやすそうな町だったな~。
街を歩く人たちはカラードが多く、ダウンタウンのブテックにはブラックファッションが溢れていた。
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翌日ブルックリンで人気の街、BEDFORD Av,へ。
60年代のビレッジや80年代のソーホーに似た臭いの有るこの街では、レコード屋やブティック、古着屋に本屋などなど興味が有るお店が集まっていた。川の側にはバイク屋やサーフショップまで有る。
SUB WAYの構内にはバンスキングやっているミュージシャンも居てアイルランド系の曲を奏でていた。
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中古レコード屋さんにブルーズのコーナーが有り、マディーウォータースがCadetConceptレーベルで出した「ELECTRIC MUD」と出会う。最近再発売されていたのか?他にもライトニングホプキンスや喜多郎が所属していた日本のサイケデリックグループ「FOR EAST FAMLY BAND」名義のレコードも数枚有る。
レコードを聴く人はやっぱりアナログでほしいもので、そういったアナログ党の人たちの為にリリースされているんだなこういった名品がね。
ここでは他にDR,JHONの名作「IN THE RIGHT PLACE」も発見、ニューオリンズファンクにやられた時分に良く聴いたアルバムでジャケットイラストもカッコイイ。
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その後に行った古着屋で探していたハットを発見、それは仕立て屋さんが作ったハットで生地はウールツイード。これからの季節にピッタリ、頭のサイズの大きめを購入した。
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翌日もセイキちゃんと街ブラ。
3日目にもなるのに時差ぼけで寝れなく、体調が優れなかったのでディナーにベトソバを食べよう、とマンハッタンへ向かいチャイナタウンへ。
化学調味料入りが当たり前のアジアより美味い?そんなスープで疲れた体にはバッチリ。
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10数年ぶりのNYの町並み。
変わったな~、と思っていると変わっていない場所も有り、トイレを探して向かった映画館や喧騒の中に有るリトルイタリーなどはもうクリスマス?のディスプレイ。
「この店は禁酒法時代にも在ったんだね。」と、since1908 と書いてある看板を見てセイキちゃんがつぶやく。(そう言えばこの人ボヤキTVなんかもwebで公開していたな。)
そんなNYで7年間ホームレスをしていて戻って来た彼。
映画館の路を挟んだ前の路上で座っていた頃の話をしてくれた。(彼の自叙伝『ニューヨーク底辺物語』に詳しく載っています。)
先週はあんまり寒くなかったけど、NYの冬は氷点下になるのに彼はよく生きていた。
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15~17年位前にNY近くのブッファローと言う街に、メルトン生地でジャケットを別注しに向かった事が有る。その時に彼と落ち合う約束をしていて、空港に来ない彼を心配し電話をしたりしても出ない。
日本に帰ってからも連絡が着かない。でも、この時でもまた何時か逢える。と、想っていた。
そんな彼と約20年ぶりに歩くNYの町並み。古い話をしながら同じ時代を生きた実感がこみ上げて来る。
昔話など嫌いだと思っていた。ボキには昔より今、この瞬間瞬間を生きるんだ。と、過去を顧みなかった。
でも、彼と話をしていてボキが覚えていない事も彼は鮮明に覚えていた。記憶に無い事を言われると前世の話なのか?と、も思ってしまうけどたった20年前の話。
そんな記憶の淵をたどりながら彼やアツコさんと歩くNYは楽しかったな。
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彼等の住むブルックリンのアパートは築80年?くらいのたたずまい。
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3階の東側に寝床をこしらえてもらい、陽射しを浴びながらマッタリするのには最高の部屋だった。
ありがとうセイキちゃん、アツコさん、また行くね。
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ブルックリンに在るナルトラーメン。美味しいかどうか解らないけど、この日は子供達がラーメンをすすっていた。やっぱりナルトはアメリカでも人気なのか?(漫画のね。)
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NYから土曜日の遅くにLAに戻り翌日にはROSEBOWL F,MARKETへ買い付けに。
古着から家具、生活調度品にアクセサリー、何でも揃う月1度のマーケット。
ここで見つけた一品は「アグリードールオルゴール」。1970年代のハワイイのスーベニール、お土産品だ。
10年位前にロングビーチフリーマーケットで一つ見つけていて、お店にディスプレイしていたのを見かけた人もあるだろうけど今回見つけたのは黄色のレイをしたカワイ子ちゃん。
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台座のオルゴールを回すとハワイイソングが流れます。
フリーマーケットから帰り、サーフボードのパッキング。9月にオーダー貰っていた松尾さんのボードや諸石君のボードも出来上がっていて持ち帰る前に龍ちゃん家の庭で写真撮影。
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「宮崎や波が大きくなっても乗りやすいボードがほしい。」との要望の基、ブルースとミーティングしてパイプライナーを短くしてテールも少し広くとったテンプレートにて完成しました。
乗りやすそうでしょう、カラーも良い具合にピンラインが入っています。
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もう一本はボキも数年間乗っていたステップノーズタイプ。ブルースオリジナルウッドフィンが綺麗ですね。
スピードが出ます。
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ブルースグラントがハンドシェイプしたボードは龍ちゃんがパッキングしてくれて、日本へ向かう。
今回もカメラを忘れてブルースの写真は無いが、シェイプルームで見せてもらった新しいテンプレードのボード達。
ショートボードはディーンレイノルズのテールにケリースレーターのノーズを組み合わせたボトムデザインが良かった。最近流行の"the whip"テールデザインや"rocket"テールなんかのボードもよさそうだ。
ロングボードはラリーパターソンモデルがオールラウンドタイプのラインナップに加わった。
ボキがシェイプルームを訪れた時は、ちょうどバルサブランクスが横たわっていてこれかのシェイプを待っていた。
やっぱり往年のシェイパーは凄い。だだの角材を組み合わせた生木(内側は空洞にくくりぬいたもの)をサーフボードに削りだす。その反りの角度やレールの丸さなどはシェイパーの経験をイメージ化した最新のものになっている。だからハンドシェイパーは常に進化している。
機械化が進んだ現代はコンピューターが作り出すサーフボードが大量生産される。そのボードは平均的でスペシャルではない。しかしブルースが削りだす一本は、その時期までにブルースグラントが経験したすべてが詰め込まれて生まれて来る。
サーフボードもたくさんのアイディアが進化させて来た。そのアイディアは今この時でも進化を続けている。
そういったアイディアが詰め込まれたボードはテストライダー達がまず使い、シェイパーにフィードバックされてゆく。
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ブルースグラントのシェイプ部屋はあのグレッグノールがシェイプしていた場所で、隣には名グラッサーだったウェインミヤタの直弟子がリペアをしている。その人がKIMIさん。
この人が名リペア-なので各テストライダーのボードがたくさん持ち込まれる。
そして、このシェイプ小屋の向えのはコンピューターシェイプマシンが在り、色々なボードメーカーが訪れる。ラミネート工場なんかも、チャンネルアイランドやアンダーソンのグラッシングをしている。
そういうサーフカルチャーの真ん中で40年あまり仕事をして来たブルースグラント、この人だから削れるボードはたくさん。そういった生き字引なのですBRUCE GRANT。チャンチャン!!
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ブルースいわく「サーフボードシェイプは最高の癒しなんだ。」
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翌日はサンタモニカの北、ベンチュラまでもうちょっとの街に古着を探しに向かった。
ここはメキシカンの農夫が多い街、龍ちゃんの奥さんマルシーと3名は各自のアイテム探しに明け暮れるのです。
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これからの寒い冬に必要な巻物の可愛いのをゲット!!
毎回訪れる街なんだけど、暗くなるまで居た事はなかった。でも今回は出発が遅くなったので帰り道にディナーを取って行こうと、なった。
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アリシアメキシカンフード店に入るとハッピーバースデェーの歌声、メキシカンのオバちゃんは元気だ。
そのオバちゃんからベイビィーと呼ばれるボキ。
何故か?何時もメキシカンのオバちゃんから良く受ける。
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龍ちゃんイワク「メキシカン料理はポークの方が美味しい。
最終日の朝も海にはサザナミが音をするくらいで乗れる大きさではなかった。今回ウエットスーツを下げて行ったのに波には出会えず、最後まで着なかった。そして忘れて来たのを思い出したのは空港。
こんな時もあるさ!!東海岸にも行ったし、相変わらずの楽しい旅だった。波乗りはまた出来るさ。
そんな思いからかラストサンセットはベニスビーチで拝んだ。
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お世話になった龍ちゃんともお別れして向かった空港で機内に向かうスチュワーデスさんを発見。今回の旅は大韓航空さんが乗せて行ってくれた。機内食のビビンバはうみゃ~は、スチュワーデスさんは綺麗だわ。
ボキの初アメリカ訪問も大韓航空だったけどその時とは大違い。リクエストにその時は舌打ちされたけど、25年も経つとかわいこちゃんがサービスしてくれます。カムサミダ。
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by nuinalukaratu | 2010-11-20 16:00 | NUI NALU